書道、音楽、様々なアート活動に参加する書道家ギタリスト

書道家ギタリスト 西本賢

筆を持つこと① - シンプル化 -

November 11, 2017

どもー

 

にしけんですー

 

 

 

"筆を持つこと" って、

 

大事なんだなーと感じるのです。

 

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それを書いてみます。

(今までこういうことを言葉にしてこなかったので、自分の中での整理の意味も込めて記事にしていこうかと。ちゃんと続きますように。)

 

が、まずは、自分なりの今の社会の考察を。

 

 

 

 

 

そもそも今の社会が、どうやって社会として発展して来たのかと考えると、

 

その裏には、「シンプル化する」ということがあると思う。

 

 

筆を例にあげると、

どこまで正確かはわからないんだけど、ジャンル別に分けると、ざっくりこんな感じかな。

 

①筆 → 万年筆 → ボールペン → PC

②筆 → 鉛筆 → シャーペン → PC

③筆 → 版画 → 凸版印刷 → デジタル印刷 (PC)

 

①は、インクの進化

②は、墨を炭素の塊としてとらえた進化

③は、文字の書き方の進化 (印刷の進化)

 

この流れは明らかに、

 

"取り扱いを楽にしよう!"

 

という企業努力から来ているんだと思う。

 

筆を使うには、水と墨(固形)と硯が必要だったのが、

万年筆になり墨を摺る必要がなくなった。

さらにそれが筒に詰められることで、取り扱いが楽になった。

 

汚れないし、筆箱の中に収まるし、そうなったらみんなの時間がもっと自由に使えていいよね!

 

って大勢の人が感じたから、売れ続けているんだと思う。

 

 

 

②、③も同様で、

鉛筆は、あえていうなら墨を固形のまま使っているようなもの。(炭素の塊としてとらえたらね)

それを、半紙ではなく、もっと硬い紙にこすりつけることで字が残るし、なんなら消せる!

こんな便利なことはない!

それが、筒に詰められることで、云々。

 

 

版画は、表面の凸凹を利用して、凸の部分にインクがつくことで、そこに紙を押し付けたら、凸の形に合わせて跡が残る。

その凸凹の素材が、木から金属になったり、PCから作り出せるようになったり、"版"の作り方が変わって来たってことかな。

そりゃ、木版画を毎回作ってたらしんどいわな!って話で、かなり楽になったなという印象笑。

 

 

で、言いたいのは、

 

「取り扱いを楽にする」

 

というのは、つまりは

 

「シンプル化」

 

するということじゃないかなと。

 

 

 

先ほどのボールペンの例をあげると、筆の仕様から変わったことって、大きく分けて2点。

 

・筆先

・インクの詰め方

 

かな。

 

- 筆先 -

 

筆では、穂先が長いほど、それに応じて太い線が出せる。

逆に、細い線も出せる。だから、とても扱いが複雑で難しい。

 

それが万年筆になると、ペン先の割れ方によって線を2本まで出せて、それによって太さを変えられる。太さによる強弱のある線というのが、出せる設計になっているのだ。

 

それがさらに、ボールペンになると、同時に出せる線は一本のみ。傾けようが、擦り付けようが、多少のかすれはあるものの、いつも同じ太さの線が出てくれる。

 

誰が扱おうが、いつも同じクオリティーの、同じ制作物を紡ぎ出してくれる。

 

誰が使っても品質が保たれる。だから売れる。至極当然な話。

 

物事をとってもシンプルにしていったお陰で、取り扱いが楽になって、売り上げに繋がり、未だに売れ続けているということなんだと思う。

 

 

- インク -

 

インクの話は、あまりしなくてもイメージはしやすいかと。

 

硯に水を入れ、固形の墨を摺っていたのが、そんな必要もなくなったし、

そもそも硯、墨、水っていう3点がないと作れないものが、いつでもあの細い筒に入っている。とってもシンプル。

 

そんなに楽になれば、誰が考えても売れる。

 

墨を濃く摺ろうと思ったら、3時間くらいかかるからね 。現代社会ではそんな時間なんてなかなかとれない。

 

 

 

 

  

そうやって、楽にすることを考え続けて来た先代の方々の努力があって、今の日本のさまざまな製品やサービスってあるんだと思う。

 

 素晴らしいなー

 

電車がきっちりと時間に来ることや、

コンビニに行けば年中24時間同じジュースが買えること、

災害があっても、あれもう直ったの?って速さで復旧すること、

 

 

日常のいろんなことを「楽にしたい」 と思うことから始まり、それが「シンプル化」に成功した暁に、今の生活があるんじゃないかな。

 

先代のみなさま、本当にありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、恩恵にはとても感謝しているんだけど、実は、言いたいのは、これが回り回って、いろんな問題を起こしてるのかな?と思ってる。

 

そして、筆を持つことが、その解決の一つに繋がらないかな?って思ってる。

 

それをここで書いていきたいのね。

 

ひとまず、こんな感じで。

 

 

- つづく (と思う笑) -

 

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